スピリチュアル・ペインと死生学
私たちは人生のさまざまな場面で「痛み」を経験します。それは身体の苦痛だけではありません。不安や葛藤といった心の痛み、人との関係の中で感じる孤独や社会的な痛み、そして「なぜ生きるのか」「死とは何か」という存在の問い。世界保健機関(WHO)は、人の苦しみを身体的・心理的・社会的・スピリチュアルの四つの側面(四つのペイン)から理解することを提唱しています。けれども現代社会では、それらを一つの人生の問題として考える機会は多くありません。本セミナーでは、西洋哲学と日本の精神文化という二つの視点から、「四つのペイン」を人生全体の問題として捉え直します。人生の終末期に限らず、若い世代から高齢期まで、生老病死をめぐる私たちすべての人生に関わるテーマです。静かに、深く、共に考える時間を持ちたいと思います。
■ 講演
山田有希子(東京女子大学 教授)
専門:ヘーゲル哲学、死生学
近年は、生老病死をめぐる思想と、こども死生学教育の研究に取り組む。
講演テーマ
「スピリチュアル・ペインと人生の意味―終末期医療における全人的ケアから考える」
■ 司会
金山秋男(明治大学 名誉教授)
著書『日本人の魂の古層』ほか。日本人の精神文化の歴史的層を研究。西洋思想と日本の精神文化が交差する対話を通して、現代社会における“痛み”の意味を探ります。
■ 日時・会場
日時:令和8年4月4日(土)14時30分~16時30分
会場:明治大学研究棟4階第二会議室
定員:45名(先着順)
対象:どなたでもご参加いただけます
参加費:500円
■ プログラム(予定)
・開会挨拶:金山先生
・講演:山田先生(約60分)
・対談:40分
・質疑応答:20分
■主催
公益財団法人 石橋由紀子記念財団
■後援
いのちの寺子屋
■お申込み・お問い合わせ
ご予約は、下記までお名前、ご参加人数を明記の上、メール下さい。
yi431204@gmail.com (公益財団法人 石橋由紀子記念財団)
info@a-kaneyama.org (いのちの寺子屋事務局)
*会費につきましては、当日現金お支払いにてお願い致します